先日、アメリカ合衆国ネバダ州北部のブラックロック砂漠を、ドローンが1回のみの充電で50マイル(約80km)の距離を横断することに成功しました。
横断に成功したドローンは、Impossible社の『US-1』です。
US-1は最大78分間の飛行が可能で、今回のフライトでは72分間のフライトを2回しました。
US-1は独自の設計のおかげで、このような長い飛行時間78分を達成しています。
同じサイズのドローンと比較しても、その飛行時間は群を抜いています。
US-1はバッテリーパックを使用する代わりに、機体全体にバッテリーが埋め込まれています。
その様からFlying Battery(フライング バッテリー)と呼ばれています。
一見、めちゃくちゃな設計に思えるかもしれませんが、他のドローン(30分程度)と比べものにならないフライト時間を誇ります。
US-1は、クアッドコプター導入以来のドローンのブレイクスルーと言えるのかもしれません。
出典元:UAV COACH「All-Electric Drone Travels 50 Miles Across the Black Rock Desert Without Recharging」