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台北の農家がドローンでスイカを数えることに成功!

2019.08.22

台湾はスイカの生産量が30,000トンを超える国です。

台北のスイカ農家であるLu Jiyu氏は、栽培しているスイカの数をドローンを操作して把握します。
ドローンを100mの高さまで飛ばし、全体写真を撮影、ビックデータを使用して解析しているのです。

現在39歳のLu Jiyu氏は、元々は都会でシステムエンジニアとして働いていました。
しかし、父親が交通事故に遭い、父親と畑の世話をするために実家へと戻りました。

畑仕事を手伝う最中、多くの農家が生産と販売の問題に直面していることが分かりました。
農家は台風などの災害が作物の収穫量の減少、低価格をもたらすことを恐れていました。

Lu Jiyu氏は、これらの問題の背景には情報の非対称性があると考えました。
つまり、生産者が市場の需要と供給のバランスを把握できないため、事前に生産量を調整できないという問題です。

 

Lu Jiyu氏は地元の農家を集結し、オンラインマーケティングプラットフォームを設立、小規模農家のブローカーになりました。

農作物が直接消費者に届くシステムを形成することで、中間コストの削減を実現しました。
また、慎重なパッケージングとプロモーションを通じ、取り扱っている農作物は徐々に評判を得てきました。

今日では、スイカ、コメ、クリ、サツマイモ、カボチャなどの農作物を取り扱っています。

また、Lu Jiyu氏は無農薬野菜の栽培を推奨しています。

コメに被害を出す虫を鳥に駆除してもらうようにワシを放つことで、米を保護して育てる手法を確立しました。
このコメは『イーグルハンティングライス』というブランドで呼ばれています。

『イーグルハンティングライス』は市場で人気があり、キログラムあたりの価格は数百台湾ドルにもなりました。

 

Lu Jiyu氏はドローンや電子商取引の活用にも取り組んでいます。
今回はスイカの数を数えることに成功しましたが、次は何を仕掛けるのでしょうか?

出典元:无人机环球「用无人机数西瓜——花莲青年卢纪烨的科技农经