松茸をドローンで輸送!? 収穫から24時間で食卓へ

松茸をドローンで輸送!? 収穫から24時間で食卓へ

中華人民共和国のカンゼ・チベット族自治州では、松茸(マツタケ)を生産する9つの郡があります。

年間平均生産量は2,800トンにもおよび、中国のマツタケ生産量のおよそ60%を占めています。

 

松茸は険しい山々で育つキノコであり、収穫してからの輸送に時間を要し、鮮度を維持するのが非常に難しい問題でした。

そこでSFエクスプレス社は、ドローン100台を7つのキャンプ地と16箇所の中継地点に置くことで、松茸のドローン輸送を可能にしました。

ドローンによる松茸の輸送は、山頂から平地までを4時間で移動します。
そして、収穫から24時間以内には、食卓のテーブルに松茸が並ぶ環境を作り出しました。

 

現在、12の企業がこの松茸の生産と輸送に関わっています。
今年は、およそ200トンの新鮮な松茸(24時間以内)を提供し、1億元(およそ15億円)の売上を出す予定です。

今後、このドローン物流の精度を上げ、松茸の輸送を広げたり、他の産業で活用できるようにしていくとのことです。

 

出典元:四川日報「24小时内,甘孜松茸从山尖到舌尖

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