世界のドローン市場は、2029年までに143億ドルに到達する見通し

世界のドローン市場は、2029年までに143億ドルに到達する見通し

アメリカの連邦航空局(FAA)によると、世界のドローン市場は2029年までに143億ドル(およそ1兆5457万円)に達する見通しです。

これは現在のドローン市場の約3倍に当たります。
※このドローン市場には、ドローンの軍事利用は除かれています。

このドローン市場をリードするのは、ご察しの通り中国のドローンメーカーDJI社です。
世界の消費者向けドローン市場の3/4を占めていると言われています。

今年の5月には、ファーウェイ問題をめぐり中国のドローンに対して警告が出される問題が起きました。しかし、DJIは政府向けの『DJI Government Edition』を発表しました。

米国内務省はDJI社のドローンシステムを15ヶ月分チェックし、データの漏洩がないことを確認しました。

そして、DJIに代わるドローンは入手できないことを述べ、価格、性能、信頼性、拡張性など、他のドローンでは競争できていないことを明言しました。

連邦航空局のレポートによると、今後ドローンが1番活躍するのは、検査・点検の分野だと述べています。

実際、中国の鉄道会社は点検にドローンを利用し、人件費を40%削減しました。

出典元:DroneDJ「Global drone market estimated to reach US $14 billion by 2029

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