マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピューターサイエンス&人工知能研究所(MIT CSAIL)のチームは、今までにないドローンの設計を公開しました。
このドローンは、飛行機のような形をしていますが、4つのプロペラのついているマルチコプターでもあります。
こちらの公開されている動画をご覧ください。
現在、一般消費者向けに販売されているドローンの殆どは、マルチコプラターです。
マルチコプターはホバリングが安定しますが、ローターを回転させることにエネルギーを使い、長時間飛行ができません。
一方、固定翼のドローンは長時間の飛行ができますが、ホバリングができず、旋回になってしまいます。
この両者のドローンの特性を活かしたのが、今回のハイブリッドドローンです。
このハイブリッドドローンは、手動で『ヘリコプター飛行(ホバリング)モード』と『飛行機飛行(滑走飛行)モード』を選択して飛ばすことができます。
今後、チームはハイブリッドドローンの設計を改善し、急な方向転換に対処できる、機動性の向上に取り組む予定とのことです。
出典元:Unmanned Aerial「MIT Researchers Develop System for Designing Hybrid Drones」