イランがアメリカの無人偵察機のコレクターに!? 撃墜した機体を研究して遂に独自開発も

イランがアメリカの無人偵察機のコレクターに!? 撃墜した機体を研究して遂に独自開発も

6月20日、イランの精鋭部隊 革命防衛隊が、イランの領空を飛行していたアメリカの無人偵察機『グローバルホーク』を撃墜したと発表しました。

イラン革命防衛隊による無人偵察機撃墜 米は強く非難 | NHK ニュース ウェブ

 

6月22日、イランの精鋭部隊 革命防衛隊司令官Amir Ali Hajizad氏は、アメリカ合衆国が今後もドローンによる偵察を続けるのならば、我々はそれを撃墜してコレクションにしていくと発表しました。

実際、イランは2011年にアメリカ合衆国のステルスドローン『RQ-170センチネル』を捕獲し、解体と分析をするビデオを公開しています。
また2018年11月には、アメリカ合衆国の無人航空機『MQ-9 リーパー』を捕獲しています。
イラン版のMQ-9がもうすぐ誕生するようです。

 

実はイランは、防空システムを自国で開発して運用しています。
システムの検知範囲は50〜75キロメートルで、25〜30キロメートルの空中にいる目標を迎撃できます。
使用するミサイルのコストは1億2,500万ドルと言われていますが、『グローバルホーク』は1億3,000万ドルです。
つまり、コスト的にイランは有利に立っています。

 

7月2日、イランは再び『グローバルホーク』を撃墜、捕獲したようです。
この『グローバルホーク』はロシアにも侵入していた機体で、ロシア政府がイランに引き渡し要求しています。
ロシアが『グローバルホーク』を手にすれば、軍事用ドローンの開発はより進んでいくと予想されます。

 

出典元:无人机环球「伊朗成最大美军无人机收藏家 破解后大批量仿制

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