今後5年で、中国ドローンパイロットの需要は100万人に到達
IDC(International Data Corporation)のデータ分析によると、2019年の末には中国のドローンの年間販売台数は196万台に到達する予定です。 それに伴うドローンパイロットの需要は、今後5年間で100万人になると […]

DroneWiki ドローン・ガジェット情報サイト
今年4月に、中華人民共和国の人力資源社会保障部が、ドローンパイロットを13の新しい職業の1つとしました。
人力資源社会保障部は、今後ドローンパイロット需要は年々増加し、五年後には100万人の需要があると発表をしています。
IDC(International Data Corporation)のデータ分析によると、2019年の末には中国のドローンの年間販売台数は196万台に到達する予定です。 それに伴うドローンパイロットの需要は、今後5年間で100万人になると […]
2015年、中国の周飞さんは国内の研究所でエンジニアとして働いていました。
彼の専門は安全保障で、公共インフラの安全を監視することが彼の仕事でした。そして彼は、公共インフラの監視にドローンを利用するアイデアを思い付きました。
2016年、周飞さんは専門家の訓練を受け、プロのドローンパイロットになりました。彼は公共インフラの検査をドローンで行うことが仕事となりました。
その後、周飞さんはチームを作り、ドローンを利用した公共インフラの監視に取り組んでいます。
中国では今後、周飞さんのチームメイトのように、ドローンパイロットを職業とする人が増えていくでしょう。
中国民間航空運転手開発年次報告書(2018年版)によると、2018年末時点のドローンパイロット者は44,573人であり、増加の一途を辿っています。
これはドローンパイロットの所得水準が、他の職業よりも高いことが影響しています。
約68%のドローンパイロットの所得が、平均所得に横ばい、あるいは高くなっています。
そして、13%のドローンパイロットが平均所得水準の2倍以上の所得を得ています。
給料のいい職業として、中国では今後ドローンパイロットの求職者が急増していくでしょう。
出典元:无人机环球「无人机“飞手”成了就业市场“香饽饽”」