南アフリカのAndries Louw氏とオーストラリアのAndrew Walker氏によって発明『Podder(ポダー)』は、木の種子を植えるドローンモジュールです。
『Podder(ポダー)』は、空気圧を利用することで地面に種子を植えていきます。
ドローンの下部に取り付けることで、1日に最大40,000個の種子を地面に植えることができます。
Louw氏「アフリカで木を植えるのは大変な作業です。植林地は基本的に遠隔地になります。また、手で植えるのが困難な場所もあり、非常にコストが掛かります。ドローンを利用することで、最大70%のコストを削減できるでしょう。」
『Podder(ポダー)』によって発射される種子は、黒いペイントボールの弾丸のように見えます。
このボールは炭素で構成されており、中には最大1000個の種子が含まれています。
炭素は栄養分が豊富であり、土地固有の微生物や細菌の流入を防ぐことができます。
そのお陰で、種子は2.5 cm以上の深さまで埋める必要がありません。
また、種子を植えた場所をGPSで記録することでもできます。
この技術を現実のものとするため、開発者の二人はオーストラリアにてAirSeed Technologiesを設立しました。
現在、『Podder(ボダー)』のモジュールと、種子を包む『Carbon Seeds』の両方が特許申請中です。
オーストラリアの法律下では、最短で3ヶ月〜6ヶ月以内に、複数のドローンでの植林が合法化される可能性があります。
出典元:BUSINESS INSIDER「This South African invention allows drones to plant hundreds of trees in minutes」
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