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ドイツの空港、空飛ぶクルマ導入に向けインフラストラクチャ構築開始
パッセンジャードローンの製造会社Liliumは、ドイツのデュッセルドルフ空港、ケルン・ボン空港と提携し、パッセンジャードローンのインフラストラクチャを構築しています。 Liliumは、2025年までに5人乗りの完全電動かつ完全自動飛行するパ […]
2021年1月27日、ドイツの新興企業でありエアモビリティの開発しているLilium GmbH（以下：Lilium）は、スペインの総合建設会社であるFerrovialと協力し、アメリカ合衆国フロリダ州全土に飛行場となる「Vertiport」を少なくとも10箇所、建設を計画していることを発表しました。
最初にフロリダ州に建設する「Vertiport」の場所は、2021年の春に公表する予定です。「Vertiport」は、エアモビリティが着陸や再充電、乗客を乗せたり、降ろしたりする飛行場の役割を担います。
Liliumは資金力のある新興企業として知られています。昨年は2億7500万ドルを調達し、その価値は10億ドル以上と言われています。同社の製造開発するエアモビリティは、4人の乗客とパイロット1人を乗せて飛ぶことができます。
Liliumの公式YouTubeチャンネルにて、フライトの様子が公開されています。
Liliumは、すでにドイツのデュッセルドルフ空港、ケルン・ボン空港と提携し、同社のエアタクシーがフライトできる飛行場の建設を開始しています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
LiliumのCEO兼共同創設者であるDaniel Wiegand（ダニエル・ウィーガンド）氏は、次のように述べています。
「Liliumに関するプロジェクトを加速するにつれ、各業界のリーダーと提携し、彼らの航空技術やインフラストラクチャの強みを結集することが重要になっています。彼らと共に新たなサービスを展開できることに興奮しています。」
出典元：Lilium GmbH公式ホームページ
ferrovial Press room「Ferrovial and Lilium to develop US vertiport network」
