業務用ドローンの新スタンダード「Matrice300 RTK」を丁寧解説
2020年5月7日、DJIが新しい業務用ドローン「Matrice 300 RTK」とジンバルカメラ「Zenmuse H20シリーズ」の販売を開始しました。 「業務用ドローンの新スタンダード」のキャッチコピーで販売されたMatrice 300 […]

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2021年7月21日、DJI Enterpriseの公式YouTubeチャンネルが、中国にある巨大なソーラーパネル場をDJIの産業用ドローン「Matrice300 RTK」で検査している動画を公開しました。
「Matrice300 RTK」は、現在発売されているDJIの産業用ドローンの中でも最も優れているドローンです。最大飛行時間は55分、高い安定性と安全性を誇るドローンであり、点検の対象まで最短1mの距離まで接近できます。最大離陸重量は9.0kg、最大ペイロード重量は2.7kgであり、カメラだけでなく物資の運搬も可能です。
「Matrice300 RTK」の詳細に関しては、こちらの記事をご覧ください。
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現在、風力発電、潮力発電、太陽光発電などのエネルギーソリューションが増加しています。環境に優しいエネルギーソリューションではありますが、これら設備には定期的な点検とメンテナンスが必要不可欠です。
例えば、太陽光発電ではソーラーパネルにヒビが入ったり、ソーラーパネルの汚れによりエネルギー変換効率が悪くなることもあります。そのため、定期的な検査が必要になりますが、広大な土地に設置されたソーラーパネルの点検は人の手だけでは膨大な時間が必要になります。そこで登場するのが、産業用の点検ドローンです。
産業用ドローン「Matrice300 RTK」による、ソーラーパネルの点検の様子をご覧ください。
通常、人間がこれだけ広大な土地に設置されたソーラーパネルを点検するのには、約3ヶ月もの時間が必要になります。しかし「Matrice300 RTK」では、その点検作業をわずか5時間で完了することができます。
ドローンによるソーラーパネルの点検は、圧倒的な作業時間の短縮、労働力の節約をもたらします。また、空から安全にソーラーパネルの状態を検査できるため、ソーラーパネルの倒壊や調査中の事故などの労働災害を無くすことにも繋がります。
しかも、ドローンによる点検はソーラーパネルにある小さな欠陥も検出でき、その精度は人間がソーラーパネルをひとつひとつ検査する作業と大差ありません。加えて、サーマルカメラも搭載されており、ソーラーパネルの活動状況も確認することができます。
ソーラーパネルの点検の際には、「Matrice300 RTK」を活用されてみてはいかがでしょうか?
サーマルカメラを搭載した点検ドローンはレンタルすることもできます。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
近年、産業用ドローンが建設現場、農業分野、救命現場などで活躍しています。 「ドローンで屋根の点検や太陽光パネルの点検ができるらしいけど、実際どうなの?」と思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、導入したい!試してみたい!と思っても、 […]
出典:DJI Enterprise YouTubeチャンネル「What Drones and Machine Learning Are Doing to the Solar Industry」