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【2019年】個人のドローン賠償責任保険の徹底比較!選び方を解説!

2019.05.09

DroneWikiでは、これまでドローンの賠償責任保険をいくつか解説してきました。

賠償責任保険とは、ドローンが「対人事故」「対物事故」をした時に適用できる保険です。

対人事故:自分や他人がドローンの衝突事故などで負傷する事故
対物賠償:ドローンが公共物や他人の物などを損傷する事故

また、ドローンの賠償責任保険には、以下の3種類がありました。

  • ドローン専門の保険
  • ドローン会員専門の保険
  • ドローン専門ではない保険(ドローン事故にも対応)

本記事では、まずは賠償責任保険を選ぶポイント解説し、この3つの保険を紹介していきます。
そして、優れた保険を選出して比較、ユーザーに合った保険の選び方を解説していきます。

 

“個人向け”保険になりますので、ドローンで撮影した映像を不特定多数の人が閲覧するWEBサイトにアップしない事が前提条件になります。
この行為は、保険会社に利益を追求した”業務行為“と見なされます。
保険会社に電話で確認しましたが、利益が出ていなくても、”業務行為“と判断するそうです。

つまり、個人保険の適用範囲外となります。仮に事故をしても保険を使用できません
ドローンで撮影した映像をネットにアップする方は、こちらの記事をご覧ください。

賠償責任保険の選び方〜5つのポイント〜

まずは、賠償責任保険を選ぶ重要なポイント5つを解説していきます。

①補償金額が1億円以上

日本では、自転車事故で裁判所が1億円の支払い命令を出した事例があります。
それを考慮すると、補償金額は最低でも1億円は必要です。

ドローンのプロペラは刃物に匹敵します。また、ドローンはそれなりに重く、墜落したら危険です。
一歩間違えれば凶器になります。
万が一事故が発生しても、補償金額で賄える保険に加入しましょう。

②示談交渉サービス付き

示談交渉サービスとは、事故が発生した際にプロが被害者との示談金の交渉をしてくれるサービスです。
示談交渉は素人同士では上手くいかない場合が多く、解決までに時間が掛かります。
賠償責任保険に加入するのであれば、示談交渉サービス付きの保険に加入しましょう。

③ドローンで撮影した映像をネットにアップ

冒頭でも解説しましたが、ドローンで撮影した映像(写真/動画)をネットにアップする行為は、”業務行為”に該当します。この場合、個人保険は適用されません

映像(写真/動画)をネットにアップするのであれば、個人事業主が加入する保険に入りましょう。
いざという時に使えない保険に加入しても意味はありません。十分に気を付けましょう。

④人権侵害は補償してくれない

ドローンの事故では、ドローンが撮影した映像に個人のプライバシーが含まれており、訴えられる事件が考えられます。
しかし、これは映像をネットにアップしたから起きる事故です。
その為、個人のドローン保険では、人権侵害を補償する内容は含まれていません。
個人事業主や法人が加入するドローン保険には、人権侵害の補償が含まれています。

⑤機体は補償してくれない

賠償責任保険は、ドローンが起こした事故を補償してくれるのであって、ドローン自体は補償してくれません
例えば、ドローンが壊れたり、盗まれたりしても賠償責任保険は補償してくれません。

このような場合、「機体保険」が必要になります。
機体保険については、こちらの記事をご覧ください。

ドローン専門の個人保険

まずは、ドローン専門の個人の賠償責任保険について解説していきます。

エアロエントリー「DJI無償付帯賠償責任保険 限定プラン」

エアロエントリーが、DJIドローンの購入者を対象に提供している保険です。
DJIドローンを公式関連ショップで購入すると、一年間無料で加入できます。
DJIドローンを購入したら、とりあえず登録すべき保険です。

年間保険料 1年間無料
保険の対象 本人・家族
補償金額 1億円
示談交渉サービス あり
備考 DJIドローン購入者の1年目限定

エアロエントリー株式会社 | 公式ホームページ

グッド保険サービス「ドローン保険」

グッド保険サービスが提供している、賠償責任保険と機体保険がセットになったドローン保険です。
10,000円でドローンに必要な保険2つを網羅している、コストパフォーマンスの良い保険です。

年間保険料 10,000円
保険の対象 本人
補償金額 1億円
示談交渉サービス あり
備考 機体保険もセット/全てのドローンに対応

株式会社グッド保険サービス | 公式ホームページ

楽天AirMap「無償付帯賠償責任保険」

楽天AirMapが提供している、アプリから加入できる無料保険です。
ドローンのフライト前に申請し、24時間保険が有効になります。
無料ということもあり補償金額は少なく、24時間というリミットがつきます。

年間保険料 24時間無料
保険の対象 本人
補償金額 500万円
示談交渉サービス なし
備考 アプリから飛行前に申請

楽天AirMap株式会社 | 公式ホームページ

ドローン会員専用の個人保険

次にドローン団体に加入する事で入れるドローンの賠償責任保険について解説していきます。

JDA「一般会員保険

ドローン団体JDAが提供している、JDA会員が加入できる一般会員向けの保険です。
会員になる事で、保険に加入できます。
JDA会員特典(ドローン練習場やセミナーの割引等)が付属しているので、ドローン仲間を増やしたい方におすすめです。

年間保険料 23,760円
保険の対象 本人・家族
補償金額 1億円
示談交渉サービス あり
備考 JDA会員限定/JDA会員特典あり

JDA(日本ドローン協会)| 公式ホームページ

JUIDA「会員保険」2種類

ドローン団体JUIDAが提供している、JUIDA正会員限定の保険です。
2種類の保険がありますが、いずれもJUIDA正会員になる必要があります。
JUIDA正会員になるには、入会費50,000円、年会費10,000円が必要になります。
正会員限定のサービスも受ける事ができます。
JUIDA(一般社団法人日本UAS産業振興協議会) | 公式ホームページ

JUIDA会員保険①

JUIDAの1つ目の保険です。
エイ・シー・エフ保険内容.pdf

賠償責任保険のプランには、以下の4種類があります。

  • シンプルプラン 国内
  • シンプルプラン 海外
  • 充実プラン 国内
  • 充実プラン 海外

今回は、一番安いプラン「シンプルプラン国内」の場合を解説していきます。

年間保険料 6,270円〜
保険の対象 本人
補償金額 1億円
示談交渉サービス なし
備考 JUIDA正会員限定/JDA会員特典あり

JUIDA会員保険②

JUIDAの2つ目の保険です。
MSK保険センター保険内容.pdf

賠償責任保険のプランには、以下の3種類があります。

  • プラン1:個人向け
  • プラン2:法人向け
  • プラン3:機体保険+プラン

今回は、一番安いプラン「プラン1」の場合を解説していきます。

年間保険料 17,780円
保険の対象 本人
補償金額 1億円
示談交渉サービス なし
備考 JUIDA正会員限定/JDA会員特典あり

日本ラジコン電波安全協会「ラジコン保険」

日本ラジコン電波安全協会が提供している「ラジコン保険」は、ドローンにも適用されます。
2年間で4,500円という変わった形態をとっておりますが、月額で計算すると187.5円です。
かなりお得な保険となっています。

年間保険料(2年間) 4,500円
保険の対象 本人
補償金額 1億円
示談交渉サービス なし
備考 郵便局からの支払いで登録完了

一般社団法人日本ラジコン電波安全協会 | 公式ホームページ

ドローン事故にも適用される個人保険

最後に、ドローン専門の保険ではありませんが、ドローンの事故にも適用される賠償責任保険です。

ヤフー「ちょこっと保険」

ヤフーが提供している「ちょこっと保険」は月額140円の賠償責任保険です。
ドローン事故の専門ではありませんが、ドローンに事故にも適用されます。
ドローンだけでなく日常のあらゆる事故に利用できる保険です。

年間保険料 1,680円〜
保険の対象 本人・家族
補償金額 1億円
示談交渉サービス あり
備考 ドローン以外の事故も補償

ヤフーちょこっと保険 | 公式ホームページ

楽天銀行「少額安心保険」

楽天銀行が提供している「少額安心保険」は、月額140円の賠償責任保険です。
ドローン事故の専門ではありませんが、ドローンに事故にも適用されます。
楽天銀行に口座を持っている必要がありますが、支払いには楽天ポイントも利用できます。

年間保険料 1,680円〜
保険の対象 本人・家族
補償金額 1億円
示談交渉サービス あり
備考 楽天銀行に口座必要/ドローン以外の事故も補償

楽天銀行 少額安心保険 | 公式ホームページ

JCB「トッピング保険」

JCBが提供しているトッピング保険は、JCBカード所持者が加入できる保険です。
日常生活賠償プランに加入すると、賠償責任保険が付属します。
保険の範囲はドローンだけに限らず、あらゆる商品に関して賠償責任保険を付けてくれます。

年間保険料 1,800円
保険の対象 本人・家族・監督責任者
補償金額 1億円
示談交渉サービス あり
備考 ドローン以外の商品も補償/カード購入必須

JCBトッピング保険 | 公式ホームページ

ドローンの賠償責任保険を比較

これまでに解説してきた3カテゴリー10種類の中から、おすすめの保険を選出し、比較していきます。

しかし、前提としてDJIドローンを購入した人はDJI無償付帯賠償責任保険に加入しましょう。
1年間無料ですから、迷う必要はありません。これに加入すれば他の賠償責任保険は1年間必要ないでしょう。

また、楽天AirMapの無償付帯賠償責任保険にもドローン飛ばす前に加入しておくといいでしょう
これも無料の保険ですから、申請の手間を惜しまないのであれば、迷う必要はありません。

それでは、保険を比較していきます。比較する保険は、以下の3種類です。

  • グッド保険サービス「ドローン保険」
  • ヤフー「ちょこっと保険」
  • JDA「一般会員保険」

いずれの保険も「補償金額1億円」「示談交渉サービス付き」の賠償責任保険です。

ドローン保険 ちょこっと保険 一般会員保険
年間保険料 10,000円 1,680円〜 23,760円〜
保険の対象 本人 本人・家族 本人
補償金額 1億円 1億円 1億円
示談交渉
サービス
あり あり あり
備考 機体保険もセット ドローン以外も補償 JDA特典あり

とにかく安く済ませたい方

上記の表からも分かる通り、圧倒的にお得な保険は「ちょこっと保険」です。
とにかく安く済ませたい方は、「ちょこっと保険」に加入しましょう。

もし楽天銀行の口座をお持ちであれば、「楽天銀行の少額安心保険」に加入しましょう。
楽天のポイントを使用できます。

両保険とも、価格も安く補償の範囲に優れています。
お子さんにドローンの操縦をさせたい方も、これらの保険がおすすめです。


お得なドローン保険に加入したい方

お得なドローン保険に加入したい方は、賠償責任保険と機体保険がセットになった「ドローン保険(個人向け)」に加入しましょう。
この保険は、ドローンが単独で事故した場合にも保険を利用できます。
また、万が一事故が起きても、保険会社はドローン関係の保険のプロです。
餅は餅屋に聞けということわざもあります。事故を想定すると、専門の保険はより安心感があります。

ドローン活動を積極的に行っていく方

この方はJDAの一般会員になり、保険に加入しましょう。
料金はかさみますが、ドローンのイベントに参加できたり、JDAのドローンの練習場を割引価格で借りれます。
また、ドローン仲間も増えるはずです。ドローン活動を積極的にしていくのであれば、”あり”な選択です。

 

以上、2019年ドローンの個人の賠償責任保険の選び方でした。
事故が起きてからでは手遅れです。ドローンを飛ばす際は、必ず保険に加入してからにしましょう。