東京海上日動のWEB加入型ドローン保険の内容を解説&比較
東京海上日動が株式会社FLIGHTSと提携し、新しいドローン保険「WEB加入型ドローン保険」の提供をはじめました。 このドローン保険の特徴は以下の通りです。 複数のメーカーのドローンに対応している 個人事業主/法人が対象である WEBで加入 […]

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ドローンの保険にはたくさんの種類がありますが、JUIDA会員専用の保険があるのをご存知でしょうか?
本記事は、JUIDAとはどんな組織なのか?会員保険の内容は良いのか?会員になるメリットは何なのか?など、JUIDAに関する疑問を解説していきます。
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JUIDAとは、一般社団法人日本UAS産業振興協議会のことです。
日本の無人航空機(ドローン)の新たな産業・市場の創造支援と産業の健全な発展への貢献を目的として、2014年に設立されました。
実際、日本全国でJUIDAの看板を掲げたドローンスクールが運営されており、日本のドローンに関する知識や技術を向上させています。
JUIDAの認定スクールでは、ドローンパイロット養成コースで「操縦技能証明証」が取得でき、安全運航管理者養成コースで「安全運航管理者証明証」が取得できます。
JUIDA会員になるにはどうすればいいのでしょうか?
また、会員になるメリットは何でしょうか?解説していきます。
JUIDA会員には、入会金と年会費を支払えばなれます。
因みに、JUIDAの保険に加入するには、個人の場合”正会員”になる必要があります。
料金と会員の種類は下記の通りです。
正会員 (個人) |
正会員 (団体) |
準会員 | 賛助会員 | 公共会員 | |
---|---|---|---|---|---|
入会金 | 50,000円 | 100,000円 | 5,000円 | 50,000円 | 無料 |
年会費 | 10,000円 | 120,000円 | 5,000円 | 50,000円 | 無料 |
JUIDA会員のメリットは以下の通りです。
JUIDAが用意している保険は、以下の2種類があります。
いずれも、JUIDAの正会員であることが前提となります。
保険代理店がエイ・シー・エフ、保険会社が東京海上日動の保険です。
エイ・シー・エフ保険内容.pdf
賠償責任保険のプランには、以下の4種類があります。
今回は、一番安いプラン「シンプルプラン国内」の場合を解説していきます。
年間保険料 | 6,270円〜 |
---|---|
保険の対象 | 本人 |
補償金額 | 5億円 |
示談交渉サービス | なし |
免責金額 | 0円 |
管理財物補償 | ○ |
人格権侵害 | ○ |
初期対応費用 | × |
訴訟対応費用 | ○ |
追加被保険者特約 | ○ |
保険料の安いプランではありますが、示談交渉サービスが付いてきません。
示談交渉サービスとは、事故が発生した際に保険のプロが被害者と示談交渉をまとめるサービスになります。
賠償責任保険には、「1億円以上の補償金額」「示談交渉サービス」が必須と言えます。
それが欠けているため、入会を考える保険内容となっています。
機体保険のプランには、以下の4種類があります。
ドローンによって金額が変わりますので、一番安いプラン「シンプルプラン国内」の場合、且つドローンはPhantom4の場合で解説していきます。
年間保険料 | 21,340円〜 |
---|---|
代位求償権放棄特約 | ○ |
修理・解体・据付・組立等 作業危険担保特約 | ○ |
代替機レンタル費用担保 特約 | × |
再発防止費用担保特約 | ○ |
この機体保険の内容であれば、同じく東京海上日動が提供している「WEB加入型ドローン保険」の方が内容が優秀です。
東京海上日動が株式会社FLIGHTSと提携し、新しいドローン保険「WEB加入型ドローン保険」の提供をはじめました。 このドローン保険の特徴は以下の通りです。 複数のメーカーのドローンに対応している 個人事業主/法人が対象である WEBで加入 […]
保険代理店がMSK保険センター、三井住友海上火災保険の保険です。
MSK保険センター保険内容.pdf
賠償責任保険のプランには、以下の3種類があります。
今回は、一番安いプラン「プラン1」の場合を解説していきます。
年間保険料 | 17,780円 |
---|---|
保険の対象 | 本人 |
補償金額 | 1億円 |
示談交渉サービス | なし |
免責金額 | 0円 |
管理財物補償 | ○ |
人格権侵害 | ○ |
初期対応費用 | ○ |
訴訟対応費用 | ○ |
追加被保険者特約 | ○ |
先程の保険同様、示談交渉サービスが付いてきません。
また、金額がかなり割高です。他の保険への加入をお勧めします。
先程も紹介した、東京海上日動のこちらの保険がいいでしょう。
東京海上日動が株式会社FLIGHTSと提携し、新しいドローン保険「WEB加入型ドローン保険」の提供をはじめました。 このドローン保険の特徴は以下の通りです。 複数のメーカーのドローンに対応している 個人事業主/法人が対象である WEBで加入 […]
機体保険のプランは、賠償責任保険の年会費が25,430円になると付帯します。
1,000万円まで補償されるため、完全法人向けのサービスといっていいでしょう。
以上、JUIDAの会員保険についてでした。
正会員になるには、入会費50,000円+年会費10,000円が必要です。
また、保険の内容はあまりよくありません。
JUIDA会員になるメリット、練習場や講習などを活かすことができれば、個人でも”あり”な保険でしょう。
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