環境保護団体Greenpeace UK、G7サミット中にドローンライトショーでメッセージ

環境保護団体Greenpeace UK、G7サミット中にドローンライトショーでメッセージ

世界の指導者たちがイギリスのコンウォールに上陸してG7サミットに出席する中、環境保護団体であるGreenpeace UKは、この機会を利用して強力かつシンプルなメッセージを送るため、300機ドローンによるドローンライトショーを開催しました。

Greenpeace(グリーンピース)は、1971年にアメリカ合衆国の核実験を阻止するためにアラスカ沖のアムチトカ島に出航した関係者によって設立された環境保護団体です。現在では世界40カ国以上に拠点を構えており、環境保護活動を行っています。

そして今回、世界中の注目が集まっているG7サミットのタイミングを見計らい、イギリスにあるGreenpeace UKが300機のドローンを使用して世界にメッセージを送りました。

「Act Now」というメッセージの込められた映像がこちらになります。

Greenpeace UKによると、このドローンライトショーには「手遅れ出ないことを願う」「担当の大人たちが目覚めることを願う」動物たちのために森を守ってほしい」などのメッセージが込められています。

300機のドローンは、クジラ、蝶々、シロクマ、鹿などの様々な動物に形どり、最後に「Stop Extinction(絶滅を止める)」と「Act Now(思い立ったが吉日)」という文字でメッセージを伝えました。

なお、投稿されたYouTube動画の音楽には、エミー賞にノミネートされ、Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)にもスコアを提供している作曲家Hannah Peel(ハンナ・ピール)氏が関わっており、この音は北アイルランドの首都ベルファストにて、アルスター管弦楽団によって生録音されました。

Greenpeace UKの気候関連の活動家であるAriana Densham(アリアナ・デンシャム)氏は次のように述べています。

「G7サミットには大胆な目標と早急な取り組みが必要です。時間を浪費するだけのもの、胸の高鳴りを感じないもの、砂浜に書いたような軽い約束だけに止まるべきではありません。世界の指導者たちは、私たちが直面している危機に立ち向かうため、今行動しなければなりません。」

ドローンライトショーは、最近では企業のプロモーションや祝い事などのイベントに使用されてきました。

4月には、中国での日本のゲーム「プリンセスコネクト!Re:Dive」の発売1周年を記念して、ドローンライトショーが開催されました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

6月には、チェルシーのチャンピオンズリーグ優勝を祝い、ドローンライトショーが開催されました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

出典:Greenpeace UK公式ホームページ

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