FLIR Systems、中東地域の顧客のためドバイに新施設をオープン

FLIR Systems、中東地域の顧客のためドバイに新施設をオープン

今月中旬、大手ドローンメーカーDJIやParrotの産業機用のカメラや戦争に関するドローンなどを開発しているFLIR Systems(以下:FLIR)は、ドバイのアール・マクトゥーム国際空港の近くに新たな施設をオープンしたことを発表しました。

新施設は中東地域の国防や産業に関する顧客へのアクセスを考慮して建てられたようです。施設の面積は33,000平方フィート以上におよび、最先端の技術を備えているとのことです。

FLIRといえば、同社の小型偵察用ドローン「Black Hornet」は、アメリカ合衆国、オーストラリア、フランス、ドイツなどを含む19の北大西洋条約機構(NATO)の国々で採用されています。この「Black Hornet」の使用に関して、FLIRと米国陸軍は2,060万ドルで契約を締結しています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

また、昨年販売された同社のOEMメーカー向けのデュアルセンサーモジュールは日本でも販売されており、その性能は注目を集めています。

FLIRのCEOであるJim Cannon(ジム・キャノン)氏は、新施設に関して次のように述べています。

「新しい施設に行き、ドバイとアブダビのチームと会いました。彼らは最新の技術を新施設に導入しており、技術革新を追求、また顧客のニーズに合ったサービスを提供しようとしており、非常に感激しました。この新施設は、ビジネスが急成長している世界の重要な地域にあります。きっとお客様の役に立てるでしょう。」

また、FLIRの中東地域のグローバルカスタマーサポート及びファシリティマネージャーであるMike Bowling(マイク・ボウリング)氏は、次のように付け加えました。

「新しい施設は、お客様のアクセスを考えた場所に建てられ、修理の時間を短縮、効率の最大化を可能にします。リーン生産方式、バリューストリームマッピング、カイゼンイベントを採用し、現在および将来の運用をサポートする建物の設計とサービスセンターのレイアウトを最適化する最善の方法を選択しました。」

出典元:FLIR Systems「FLIR Opens New Service Center in Dubai

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