EHangとGZDGが提携、イタリアで環境に優しい空飛ぶクルマの運用予定

EHangとGZDGが提携、イタリアで環境に優しい空飛ぶクルマの運用予定

2021年3月16日、世界をリードする中国の自律型航空機(AAV)テクノロジープラットフォーム企業EHang Holdings Limited(以下:EHang)は、イタリアの建築会社GiancarloZema Design Group(以下:GZDG)と提携し、EUでのエアモビリティソリューションを拡張していくことを発表しました。

GZDGは、イタリアにて環境に配慮した持続可能なヘリポート(Vertiports)を設計し、EHangのエアモビリティ「EHang-216」を運営する予定です。「EHang-216」は化石燃料を必要としない、完全に電気のみで稼働する空飛ぶクルマです。そのため、従来よりも環境に優しい製品であるといえます。

また、Vertiportsとなる建物は、アフリカ原産のバオバブにインスパイアされた高さ30メートルのデザインとなっています。建物内にはカフェやレストランなどが運営され、設置された太陽光発電パネルは1日あたり300KW以上の電力を生成します。この生成された電気は、建物の運営やエアモビリティに活用されます。

すでにEHangとGZDGは、今回のモデルをヨーロッパと東南アジアに展開する複数のプロジェクトを計画しており、新たなグローバルエコツーリズムを目指しています。

出典:EHang Holdings Limited「EHang Partners with Giancarlo Zema Design Group to Build Eco-Sustainable Vertiport in Italy

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