ドイツの動物園にて、行方不明のレッサーパンダをDJIドローンが発見

ドイツの動物園にて、行方不明のレッサーパンダをDJIドローンが発見

2021年7月1日、ドイツのデュイスブルクにある動物園Duisburg Zooにて、レッサーパンダのチャンが行方不明になりました。

レッサーパンダのチャンの捜索は36時間続き、最終的に動物園スタッフはDJIのサーマルカメラを搭載した産業用ドローン「Mavic 2 Enterprise」を使用しました。そして7月2日、無事にレッサーパンダのチャンを見つけることができました。

レッサーパンダのチャンが行方不明になった当初、チャンが動物園の敷地内にいるのかさえ分かりませんでした。行方不明を受け、デュイスブルク警察はレッサーパンダ専用のコールラインを設け、近隣住民の声を集約しました。

結果的に「Mavic 2 Enterprise」が動物園近くの木に潜む熱量を探知、レッサーパンダのチャンが見つかりました。その後、デュイスブルク消防署がチャンを救助し、検査のために動物病院へ搬送され、Duisburg Zooへ戻りました。

ちなみに、レッサーパンダは絶滅危惧種の動物です。Duisburg Zooによると、本来の生息地であるネパールやミャンマーにて森林伐採や狩猟が行われている影響とのことです。野生のレッサーパンダの生存数は、約2,500頭であると言われています。

今回、ドローンは動物の救助で役に経ちましたが、人命救助にも使用されています。

出典:Duisburg Zoo | Facebookページ

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