カナダ、ナゴルノ・カラバフ戦争のためトルコへのドローン技術輸出停止
2020年10月5日、カナダの政府はトルコへのドローン技術の輸出を一時停止しました。 この背景には、アルメニアとアゼルバイジャンによるナゴルノ・カラバフ自治州を巡る争い「ナゴルノ・カラバフ戦争」があります。トルコはアゼルバイジャンを支援して […]

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今月の初め、ノースカロライナ州のCamp Lejeuneにて、アメリカ合衆国の海兵隊が手榴弾をドローンで飛ばすテストを行いました。
このドローンはオーストラリアのドローンメーカーDefend Texが開発した「Drone40」という製品です。40mmの手榴弾を搭載した筒型のドローンは、専用の鉄砲の玉となります。それを空に向かって打ち、打ち上げられた筒型のドローンは4枚の翼を広げてホバリングを開始します。その後、ドローンがターゲットに向かって飛んでいき、爆撃を行うというものです。
Defend Texによると、「Drone40」の最大飛行距離は12.5マイルであり、飛行時間は30〜60分とのことです。また、「Drone40」は自立飛行することも遠隔操縦することもでき、更に群れで飛行することもできます。
Defend Texは、2019年に手榴弾を発射するドローンを発表して以来、研究開発を加速させています。そして、このモデルのドローンは採用したイギリス軍は、今年の初めにマリで使用しています。アメリカ軍をはじめ、世界中がDefend Texの製品に関心を持っているようです。
手榴弾を発射するドローンは、オーストラリア軍がイラクとアフガニスタンで遭遇した、射程の長い銃を持っている敵軍への解決策として考案されました。遠くの敵を攻撃する有効な手段が、手榴弾を発射するドローンだったのです。
戦場で効果的な戦果を挙げつつあるドローンですが、その種類は年を追うごとに多岐に渡ってきています。
2020年10月5日、カナダの政府はトルコへのドローン技術の輸出を一時停止しました。 この背景には、アルメニアとアゼルバイジャンによるナゴルノ・カラバフ自治州を巡る争い「ナゴルノ・カラバフ戦争」があります。トルコはアゼルバイジャンを支援して […]