先日、ブラジル南部で新たに建設中であるキリスト像をドローンが撮影しました。
この新たなキリスト像は、リオデジャネイロの有名な「コルコバードのキリスト像」よりも、約4.87メートル(16フィート)高くなる予定です。
「コルコバードのキリスト像」の台座を含む高さが39.6メートルになりますので、新たなキリスト像は40メートルを超える巨像になります。
この新たなキリスト像を建設中の街であるエンカンタードは、およそ23,000人の人が住む小さな街です。エンカンタードの市長は、より多くの観光客を切望しており、建設中のキリスト像を観るツアーも行っています。
ドローンによって撮影された、建設中であるキリスト像の映像が公開されています。こちらをご覧ください。
しかし、このキリスト像は完成しても世界最大のキリスト像ではありません。世界最大のキリスト像はインドネシアにあります(以下動画参照)。
また、世界最大を謳っているキリスト像はポーランドにもあります。台座の高さをキリスト像の高さに含めるか否かが、世界最大のキリスト像の論点になります。
ちなみに、世界最大の巨像に関して言えば、インドのビスマルクと称された政治家ヴァッラブバーイー・パテール氏の「統一の像(Statue of Unity)」が世界最大です。「統一の像」の高さは212メートルになり、世界最大を謳うキリスト像の5倍近い高さになります。
なお、これら巨像をドローンで撮影することに関しては、関係各所に許可を取り、適切な手順を踏んで撮影してください。