「ドローンコスチュームデザイナー」という仕事をご存知でしょうか?
ドローンといえば、空撮に操縦、プログラミングと、どうしても無機質なイメージを抱いてしまいます。
しかし、ドローン業界にはこのような鮮やかで華やかな仕事もあるのです。
ドローン コスチュームデザイナー
スイスのVerity Studios AGには、ドローンのコスチュームをデザインする人がいます。
ドローンのコスチュームデザイナー?と、頭にハテナが浮かんでしまいます。
百聞は一見に如かずということで、画像をご覧ください。
このダンスを踊る男女の周りを飛んでいるのはドローンです。
https://www.instagram.com/p/BYTXJvWgHYl/
その他にも、イベントで画像のようなドローンを飛ばしています。
https://www.instagram.com/p/BnJDLI_jMm8/
ドローンが動く装飾品と化しています。
https://www.instagram.com/p/BtlDMA1A-WE/
これがドローンコスチュームデザイナーといわれる職業の方々の仕事っぷりです。ドローン業界というと、エンジニアやカメラマン、パイロットが頭に浮かびます。しかし、このような職も生まれてきています。
活躍の場:テレビの世界
上記の写真にありましたように、中国のCCTVの新年のイベントでは88機のマイクロドローンイベントを彩りました。セットの様子になります。
活躍の場:LIVE
ラッパーDrakeの2018年ツアーの様子です。車が空を飛んでいます。これはドローンです。このような演出にもドローンは使われており、ドローンコスチュームデザイナーがここにも関わっています。
I’ve seen it all; only @Drake can afford to have a Ferrari floating around during his concert. #Theboy pic.twitter.com/Zqi8B51zc2
— Austin Huynh (@austinwin) August 13, 2018
第一人者 Léa Pereyre氏
このドローンコスチュームデザイナーの先頭を走っているのが、Verity Studios AGに勤めているLéa Pereyre氏です。彼女は、大学で工業デザインや製品デザインを学びました。それまでドローンという分野に関わりのなかった彼女は、ロボット研究室でインターンシップをはじめ、”ドローンの衣装をデザインする”という天職に出会ったのです。以来、3年前からこの仕事を続けています。今後、日本のテレビやLIVEでドローンによる演出が見られるようになるかもしれません。