アメリカ合衆国のドローンメーカーAquiline Dronesは、昨年11月に発表されたパートナーシップの一環として、フランスのドローンメーカーDroneVoltのドローン「Hercules2」と「Altura Zenith」のアメリカ国内での製造を開始しました。
これによりDroneVoltは、独自の工場をアメリカ国内に建設することなく、アメリカ政府や企業に「Made In USA」のドローンを提供できます。これに伴い、DroneVoltのドローン「Hercules2」と「Altura Zenith」は、アメリカ市場向けにブランド名が変更されました。新たなブランド名は、「Spartacus MACKS」と「Spartacus HURRICANE」です。
現在アメリカでは、中国製ドローンへのセキュリティ懸念により、アメリカ政府や企業は「Made In USA」のドローンを採用しています。そのため、DroneVoltがアメリカ市場にサービスを展開していくためには、アメリカ国内でのドローン製造が不可欠でした。
AquilineDronesの会長兼CEOであるBarry Alexander(バリー・アレキサンダー)氏は、次のように述べています。
提携後、Aquiline Dronesは従業員を増員しており、ドローンの生産ラインを強化しています。同社によると、ドローンを顧客へ送る数は、今後数週間で2倍になるとのことです。
出典元:HOMELAND SECURITY TODAY.US「Aquiline Drones Begins Production of ‘Made in America’ Cloud-Connected Drones」