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Amazonが室内用の監視ドローン「Ring（リング）」を発表
2020年9月24日、Amazonが室内用の監視ドローン「Ring Always Home Cam（リング・オルウェイズ・ホーム・カム）」（以下、Ring）を発表しました。 Ringは、あなたが家にいない時、家をパトロールするドローンです。 […]
Amazonが室内用の監視ドローン「Ring Always Home Cam（リング・オルウェイズ・ホーム・カム）」（以下：Ring）を発表してから約一年が経ち、アメリカ合衆国では遂に購入できるようになりました。Ringの価格は250ドルになります。※日本での発売に関しては未定となっています。
Ringは、あなたが家にいない時、家をパトロールするドローンです。実際、家に監視用の静止カメラを設置していても、全てを見渡せるわけではありません。しかし、ドローンとなってカメラ自体が動くのであれば、家の全てをカバーできます。
Ringの紹介動画も公開されています。こちらをご覧ください。
Ringは1440×1440のHDビデオを撮影できるカメラを搭載しています。また、Ringはユーザーが設定したルートを飛行しますが、「Ring Alarm」と一緒に購入することで、ドローンは「Ring Alarm」の異常発生場所へと飛行できます。
この際、通常と異なるルートを安全に飛行できるのか？という疑問も湧きますが、Ringは障害物回避機能も搭載しているため、障害物を回避しながら目的の場所へ向かうことができます。
家に侵入した不審者にとって、いきなりドローンが目の前に飛んでくるのはインパクトがあるでしょう。また、カメラ機能が映像を保管、ライブ映像により家から遠くにいても確認できるため、不在時の安心感も増します。
加えて、他の監視カメラと違い、圧倒的に優れている点があります。それは、Ringのカメラは飛行中にのみ機能することです。つまり、ドローンが飛んでいない時にはカメラは飛行せず、録画も録音もしないため、プライバシーが守られます。
しかしながら、プライバシーを重んじる一部の消費者からは、ハッカーに日常を監視されるのではないか？と不安の声も上がっています。Ringは消費者に受け入れられるのか？今後にも注目です。
