先日、ソニー株式会社(以下:ソニー)は、近日発売予定のドローン「Airpeak(エアピーク)」での沖縄県西表島におけるフィールドテストの様子を公開しました。
公開された映像では、先日発表のあった35mmαEマウントレンズ「FE 14mm F1.8 GM」が使用されており、超広角レンズの利点を活かして、亜熱帯のジャングルが多い西表島のダイナミックな自然の風景を撮影しています。
「Airpeak」はマングローブの中を飛んでおり、GNSS信号(高感度GPS)の受信が困難な環境下においても、問題なくフライトをしていることが分かります。
公開されている映像から「Airpeak」が厳しい飛行条件や環境でもフライト可能なことが分かります。
ソニーによると、「Airpeak」はαカメラ、FX3、G-Masterレンズとの組み合わせが最も効果を発揮するとのことです。あくまでも最適なカメラは自社製品のようです。
高画質な動画撮影や、ビルやトンネル内などの光量の少ない場所での撮影には、α7S IIIやFX3を使用し、高精細なパノラマ空撮や、被写体の一部を拡大して確認したい場合には、約61.0メガピクセルの撮影能力を持つ強力なカメラであるα7R IVを推薦しています。また、今後はフラッグシップ機のα1やα9 IIにも対応する予定とのことです。
さらに、「Airpeak」は様々な機材を搭載可能なペイロード設計がされています。そして、そのペイロードの中にはミラーレスカメラ「α」用の35mmαEマウントレンズ群への対応も含まれています。また、レンズについてはG MasterシリーズのFE 14mm F1.8 GMやFE 24mm F1.4 GMをはじめとする様々なプライムレンズに対応する予定です。
遂に、ソニーが世界に向けて「Airpeak」のアピールを開始しました。今後の活躍に注目です。